事例紹介

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【事例Vol.08:通信系企業】

今回は、デジタルリユースが当社センターへ持込されたOA機器(ルータ)合計3,000台を買取した事例をご紹介いたします。
お客様の業種: 通信
対象機器: OA機器(ルータ)
台数: 3,000台
サービス種類: 持込機器の検品報告、買取り

ご依頼内容

  • 全国3,000拠点のOA機器(ルータ) の買取りをお願いしたい。
  • 機器の送付元拠点名、使用者名、シリアルナンバー等の必要情報を控え報告してほしい。

デジタルリユースが提供したサービス

Ⅰ. 事前の取り決め事項

今回の事例では、全国に拠点を持つお客様が当社センターをリース物件返却窓口として選択。
3年という長期に渡り不要となった物件の処分をご支援致しました。 当社営業とお客様とで事前に
打ち合わせを重ね、以下の通り取り決めました。

①お客様の作業
・事前に機器内のデータを消去し輸送手配すること
・「リース品返却伝票」に拠点名や機器使用者名を記載して機器と同梱すること
・「持込用機器一覧」に物件情報(3,000台分)を記載しチェック用として当社に提供すること

②当社の作業
・持ち込まれた物件に同梱された「リース品返却伝票」と、事前提供いただいた「持込用機器一覧」を
 照らし合わせ着荷状況を確認すること
・着荷した物件について、物件受領年月日、機器のシリアルナンバーを確認し、毎月報告すること

  • 営業のフリをする会田

Ⅱ. 持込物件の管理

当社センターには、今回の案件と類似する持込物件も日々大量に搬入されるため、個別に識別出来る
よう管理番号を付与した看板を作成し入庫管理を徹底しています。
次に開梱作業を行い、事前の取り決め通り機器に同梱いただいた「リース品返却伝票」を確認、
「持込用機器一覧」と照らし合わせその日の予定通り機器が着荷しているか確認します。
また、買取価格を決定するため、今回の案件では機器の検品作業を行いました。
検品の内容として、作業員が機器の外観を1台1台目視確認し、問題無いものは良品、破損や故障のあるものは不良品として記録。付属品のケーブルに欠品が無いかもこのタイミングで確認します。
検品の際、お客様が機器識別のために貼ったテプラ等は、放置すれば情報漏洩に繋がる恐れがあるため見つけ次第全て除去しました。
なお、「リース品返却伝票」が入っていなかった物件は、機器本体のシリアル番号を控えてお客様に
個別確認、抜け漏れの無い管理を可能にしました。このように着荷した物件に不明点がある場合でも、当社では営業部門とセンター部門とで連携し問題解決を図ります。

  • 荷受け看板

  • フォークリフトを操縦する職員

Ⅲ. 定期的な報告

下記画像のようにお客様へ向けて報告するため、 3,000台の機器の所在が記録された「持込用機器
一覧」 を基に、どの物件が搬入されたのか特定し、当社記入欄にそれぞれ必要情報を入力。
必要情報の内訳として物件受領年月日、良否判定(検品の結果)、シリアルナンバー等が挙げられます。
物件ごとにリース満了の時期が異なるため持込いただいた物件が数件の月もあれば、数百件の月も
ありましたが物量を問わず全数リストアップし3年間欠かさず毎月ご報告しました。

  • 持込機器一覧

Ⅳ. 機器の買取り

機器の検品結果をもとに担当営業が査定し、毎月お客様へ買取金額を提示、ご納得いただいた上で
買取することによりスムーズな資産除却を実現いたしました。

デジタルリユースには、お客様の様々なご要望に沿って問題解決出来る体制を整えております。
今回の事例では、3年間という長期に渡り多拠点からの持込に対応したことで、お客様の適正な
資産除却を支援することに繋がりました。
本事例のように、拠点数は多数あるものの1拠点の機器台数が少ない…といった事例であってもご対応可能です。機器本体と拠点情報が確認出来る用紙を同梱の上で当社にお届けいただければ、必要情報を全てリストアップしお客様へ欠かさずご報告致します。 また、今回ご紹介した事例にはデータ消去
作業が含まれていませんでしたが、お客様のご要望次第で機器のソフト消去・物理破壊を当社にて実施可能です。
不要となった機器の持込、データ消去、解体撤去など、お悩みの事柄がございましたら是非、 デジタルリユースにご相談ください。